涸沼
関東で唯一の汽水湖、日本固有種のヤマトシジミが名産、絶滅危惧種のトンボも生息。
- ラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)登録湿地
茨城県の中部の太平洋寄りにあり、満潮時には太平洋につながる涸沼川が逆流し涸沼に海水が流入するため海水と淡水が混ざり合う汽水湖です。汽水であることからヤマトシジミなどの漁場となっており、涸沼の沿岸ではシジミの直売所があります。
また、ヒヌマイトトンボなど絶滅危惧種の生息場所なっており、特に水鳥が生息地として重要な湿地とそこに生息・育成する動植物の保全を目指す「ラムサール条約」に登録され、涸沼の自然環境が国際的に認められました。
涸沼の北側にある涸沼自然公園は涸沼を望むことができ、小さな渓流のほか、春は桜並木、梅雨時期は1万株のあじさいと四季折々の自然と触れ合うことができます。また、キャンプ場も併設され、250張のテント設営が可能、電源を備えたオートキャンプサイトが56区画あり、自然に囲まれた広々とした場所でキャンプを楽しむことができます。
ラムサール条約登録湿地
涸沼は国際的に重要な湿地として2015年5月に登録されました。
南岸の「いこいの村 涸沼」から
対岸には「涸沼自然公園」があります。
東岸の「夕日の郷 松川」から
涸沼越しに筑波山が見えます。
- 【湖畔/南岸】鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 涸沼駅 0.7km(徒歩で10分)
- 【涸沼自然公園/北岸】鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 大洗駅 9km(車で10分)
- 北関東道・東水戸道路 水戸南IC 7km(10分)
変化に富んだ海岸線や久慈川、那珂川の清流をはじめ、八溝山系の山並み、滝や渓谷などの季節ごとの豊かな自然景観が楽しめます。
水戸黄門として有名な徳川光圀ゆかりの地で歴史的にみどころも多いエリア。太平洋岸はマリンレジャーや豊富な海の幸が楽しめます。
日本百名山である霊峰筑波山、日本で2番目に大きい霞ヶ浦がシンボルです。筑波研究学園都市を中心に発展が進んでいます。
南部を利根川、中央に鬼怒川が流れています。
古い歴史があるエリアで指定文化財が多く、平将門ゆかりの場所も残されています。
太平洋と霞ヶ浦に挟まれた地域で、東国三社として古くから信仰を集める鹿嶋神社と息栖神社があり、古くからの歴史があるエリアです。