上高津貝塚ふるさと歴史の広場

霞ヶ浦沿岸の貝塚文化の貴重な遺跡、当時の縄文ムラの様子を発掘調査に基づき復元

国指定 史跡

 上高津貝塚は縄文時代の遺跡で、当時海の入江だった霞ヶ浦による豊富な魚貝類や塩、周辺の動植物などを採取し生活していた大規模集落の跡です。
 貝塚文化の貴重な遺跡として1977年に国の史跡に指定され、その後、さまざまな調査が行われその成果をもとに復元整備を行い、平1995年に「上高津貝塚ふるさと歴史の広場」としてオープンしました。
 中央の広場のまわりに復元された竪穴住居や大型炉など、北側の斜面部に広がる大規模な貝塚、貝が地層のように堆積した状況が一目で分かる断面展示などが整備されています。
 公園として緑にもあふれ、自然散策をしながら歴史を感じることができます。

芝生広場

中央は開放的な芝生の広場となっています。

復元された竪穴住居

発掘調査によって縄文時代の住居跡をはじめたくさんの遺物が発見され、その調査をもとに復元されました。

竪穴住居の内部

復元された住居内部に入ることができます。

復元された掘立柱建物

柱穴の配置をもとに復元された掘立柱建物です。柱穴の配置から作業小屋のよう建物であったと考えられています。

貝塚

貝塚がひろがっている様子です。上高津貝塚は小さな谷に囲まれた台地の縁にひろがるという特徴的な形状をしています。

隣接する「土浦市立考古資料館」

上高津貝塚の発掘調査等の成果から縄文時代の生活や文化がわかる資料等が展示されています。

JR常磐線 土浦駅 4km(車で10分)

常磐道 桜土浦IC 2.5km(5分)


変化に富んだ海岸線や久慈川、那珂川の清流をはじめ、八溝山系の山並み、滝や渓谷などの季節ごとの豊かな自然景観が楽しめます。

水戸黄門として有名な徳川光圀ゆかりの地で歴史的にみどころも多いエリア。太平洋岸はマリンレジャーや豊富な海の幸が楽しめます。

南部を利根川、中央に鬼怒川が流れています。
古い歴史があるエリアで指定文化財が多く、平将門ゆかりの場所も残されています。

太平洋と霞ヶ浦に挟まれた地域で、東国三社として古くから信仰を集める鹿嶋神社と息栖神社があり、古くからの歴史があるエリアです。